【東急電鉄】えっ、終電車に乗り遅れてもまだ間に合う…?

先日、渋谷駅から田園都市線 中央林間行最終電車に乗車する機会があったのですが、あることに気づきました。

まず、渋谷駅に掲出されている駅掲出時刻表をご覧ください。(東急電鉄HP「各駅時刻表(PDF版)」)

東急田園都市線 渋谷駅時刻表(下り)
東急田園都市線 渋谷駅(下り方面)時刻表

渋谷から中央林間までの最終電車は終電車を表す赤枠で囲まれた23時52分発の各駅停車中央林間行であることがわかります(2022年3月改正・土休日共通)。

では次に、ヤフー乗換案内での検索結果を見てみます。

ヤフー乗換案内にて「終電」を指定して検索した結果

ご覧の通り、時刻表上では終電車ということになっている23時52分発の中央林間行の一本後に渋谷駅を発車する0時1分発の準急長津田行の乗車すると、終点の長津田で1本前を走る各停中央林間行(時刻表上「終電車」とされている列車)に接続するダイヤとなっているのです。

これは別にヤフー乗換案内が間違っている――とかそういう話ではありません。駅掲出時刻表には準急長津田行から各停中央林間行に乗り換えが可能であることが明示されています。

東急田園都市線 渋谷駅(下り方面)時刻表

右下にはこんな注釈があります。

土曜日・休日0時1分発長津田ゆきは、長津田で中央林間ゆき最終電車におのりかえいただけます

どーゆーことだってばよ。

23時52分発の中央林間行が「終電車」であるはずなのに、その後に発車する電車に乗車してもその日のうちに(厳密には日付をまたいでいるが、営業日という意味では……)中央林間まで行くことが可能であると明確に案内されているのです。

ちなみに、駅の行先案内表示器や放送では23時52分発の最終中央林間行を「最終電車」として案内しています。

当初、あくまでも準急から各停へは「ダイヤ上乗り換えられるだけで接続を行っていない」のだと思っていましたが、駅時刻表にもハッキリと「おのりかえいただけます」などと記載しているのですから、接続を取らないとは考えずらいです。

まぁ東急は「のりかえなしで行ける列車を最終列車と案内する文化」なの……でしょう…か……?

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とまぁこんなことをTwitterでぼやいていたところ、有識者?より以下のようなご指摘を頂戴しました。

こちらは随分と極端ですが、割と東急の終電車の案内はこういった文化ぽいですね。「1本で行ける最終電車」を終列車として案内している”ことが多い”らしいです。

ただ、一方で必ず「1本で行ける最終電車」を終列車としているかというとそういう訳でもないようです。ただ、森林公園や保谷辺りはもともとメトロ・西武との協議で終車接続をとっていない可能性もありそうです。

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思えば、もともとは東急の最終時間帯に優等列車など禄に走っておいらず、こういった複雑な終車接続など発生する余地はなかったような気はします。その頃からの流れなんですかねぇ……誰か有識者教えて!

【番外編】

他社では何回のりかえが必要になろうが、真に最終電車となる列車が終車指定され案内されていることが多いです。

小田急小田原線 代々木八幡駅(下り方面・平日)時刻表

例えば、小田原線の代々木八幡駅から片瀬江ノ島までの最終電車は23時29分発の各停唐木田行が指定されており、相模大野までは途中の経堂、相模大野の2回のりかえが必要となります。

京急本線 品川駅(下り方面)時刻表

京急なども小田急と同様に乗り換えありきの終車案内をしています。