小田急電鉄 特急料金改定に伴う変更の取扱(料金専用補充券)

JR東海■■駅発行、御殿場から相模大野まで「ふじさん4号」の特急券です。料金専用補充券により発売されています。

これは、9月30日までにJR東海の駅において購入した「ふじさん号」の特急券を原券として乗車券類変更を申し込んだものです。

小田急電鉄では2022年10月1日に特急料金の改定が実施されました。料金改定に際しては、乗車日にかかわらず発売日が9月30日までの場合は旧料金、10月1日以降の場合は新料金が適用されます。また、9月30日までに購入した特急券を変更する場合、小田急電鉄旅客営業規則第5条2項の規程に基づき、その取扱日に関係なく旧料金が適用されます。

(契約の成立時期及び適用規定)
第5条 旅客の運送等の契約は、その成立について別段の意志表示があった場合を除き、旅客が所定の運賃・料金を支払い、乗車券類等その契約に関する証票の交付を受けた時に成立する。
2 前項の規定によって契約の成立した時以後における取扱は、別段の定めをしない限り、すべてその契約の成立した時の規程によるものとする。

小田急電鉄株式会社旅客営業規則

今回の原券はJR東海が旅客連絡運輸規則に基づき発売した特急券ですが、その場合でも同様の取り扱いとなります。

(準用規定)
第8条 旅客規則第4条第1項、同条第2項第2号、第5条、第9条、第10条及び第11条の規定は、この編に準用する。

東海旅客鉄道株式会社旅客連絡運輸規則

(契約の成立時期及び適用規定)
第5条 旅客の運送等の契約は、その成立について別段の意思表示があった場合を除き、旅客等が所定の運賃・料金を支払い、乗車券類等その契約に関する証票の交付を受けた時に成立する。
2 前項の規定によって契約の成立した時以後における取扱いは、別段の定めをしない限り、すべてその契約の成立した時の規定によるものとする。

東海旅客鉄道株式会社旅客営業規則

近年、JR各社の運賃・料金改定の際には旧運賃・料金適用の乗車券類をマルスで発売可能となっていますが、社線のみの改定の場合は対応しない場合もあります。今回、10月1日以降はマルスでは旧料金適用の小田急電鉄連絡の特急券は発売できないことから、同駅では料補を用いての発売となりました。

同駅の駅係員は小田急電鉄の特急料金の改定があった旨、旧料金が適用となる旨をどちらも把握していましたが、旧料金を調べるのに若干の時間を要していました。最終的にはJR時刻表の三角表や小田急電鉄のプレスリリースに掲載された対キロ料金表など複数の方法で料金を確かめていたようでした。

ちなみに、小田急電鉄の各駅では券売機・端末機に原券を挿入するか発券コードを手入力することで、自動的に原券の発行日に応じた特急券が発売可能です。尚、前述のような取り扱いができない購入済発券した特急券やJR東海が発売した特急券の変更などについては同一料金の場合は券面事項の訂正、料金が異なる場合は出札補充券により取り扱っていたようです。