日本航空 「セイバー(当日)」の設定

日本航空 「セイバー(当日)」の設定

日本航空の運賃種別

日本航空(JAL/JL)の運賃種別は、当日購入可能な普通運賃「フレックス」、前日まで購入可能な「セイバー」、28日前まで購入可能な「スペシャルセイバー」に大別されます。

大まかにいえば、当日誰でも購入可能だけど高額な「フレックス」、最低でも前日までに購入しなければならないけど多少は安い「セイバー」(残席数によっては空席があっても売り切れになることも)の2軸が存在すると考えて差し支えないでしょう。

セイバー(当日)の設定

前日までの購入や変更不可であることを条件に安い価格の運賃となっている「セイバー」ですが、どういう訳か突如として「セイバー(当日)」の設定が発表されました

ツイッターでも投稿しましたが、2025年4月17日発表の運賃変更で上記のように「セイバー(当日)」が設定されています

設定期間と区間は以下の通りです。

適用区間 2025年5月7日~6月30日
発売区間 東京=大阪(羽田~伊丹に限る)、東京=小松

いずれも新幹線競合区間で、ビジネス需要の強い路線です。

設定意図はよくわかりませんが、当日飛び込みの新規ビジネス需要の開拓でも狙ってるのでしょうか……

特に羽田~小松間は北陸新幹線の開業も相まってテコ入れが必要だという判断もあるでしょうが、羽田~伊丹間は機材の小ささなどが仇となって連日満席が続き、そもそも前日の時点で満席が続くような状況です。設定にはどのような狙いがあるのか気になります。

尚、運賃規則は2025年4月19日現在で変更されていないので、詳しい発売条件は不明。したがって、「当日の午前0時30分まで発売する運賃」という可能性もなきにしも非ずですが……(正式にリリースされました)

日本航空プレスリリースはこちら