【きっぷ】JR北海道の自由席特急券
JR北海道では、2024年3月のダイヤ改正より順次道内特急列車の全車指定席化を進めています。
そして、2026年3月のダイヤ改正において道北・道東方面特急が全車指定席化されることにより、道内特急列車がすべて全列車指定席化されることとなりました。
マルス券
えきねっと10発行、滝川駅AMV1発券、滝川から旭川までの自由席特急券です。
北海道内では、150kmまでの区間で通常の特急料金よりも割安な特定の特急料金が設定されており、通常100kmまので特急料金は1200円のところ、北海道内では1150円に設定されています。
特に25kmまでの区間では320円、50kmまでの区間では630円(所定は760円)と割引率の高い特急料金が設定されていました。
券売機券
特急券のみ
札幌駅006発行、札幌から滝川までの自由席特急券です。
道内の特急停車駅に設置されている近距離券売機では、自由席特急券の口座が設定されています。
他社の近距離券売機とは異なり、特急券の購入でも発売時刻が印字されるのが特徴です。
乗車券・特急券一葉券
稚内駅001発行、稚内から南稚内までの乗車券・自由席特急券です。
北海道内の駅に設定されている近距離券売機では、乗車券と自由席特急券の一葉券が発売可能なのが特徴でした。他社では同時購入の場合でも乗車券と自由席特急券を別々に発券するのが通例であり、珍しい存在であったと言えます。
常備券
赤平駅発行、滝川から100kmまでの自由席特急券です。
北海道内の一部簡易委託駅では、常備券による特急券の発売が行われています。
常備券による自由席特急券の発売は、京都丹後鉄道が発売する新幹線特急券等の事例にみられますが、在来線特急券における発売は北海道内の簡易委託駅が最後の存在です。
特別企画乗車券
Sきっぷ
石狩沼田駅発行、深川から旭川までのSきっぷです。
北海道内では、特急料金込みの往復タイプの特別企画乗車券として「Sきっぷ」(自由席利用)と「Rきっぷ」(指定席利用)を発売しています。
一部簡易委託駅では、これらの特企券を常備券により発売しています。
なお、いずれの特企券も2026年3月8日をもって発売を終了します。
すずらんオプション特急券
JR北海道では2017年に一部区間のSきっぷとRきっぷの発売を終了し、乗車券往復割引きっぷが設定されました。これは文字通り乗車券の往復だけの商品なのですが、この乗車券往復割引きっぷと同一区間で特急列車に乗車する場合に限り利用できる商品「すずらんオプション特急券」が存在していました。
沼ノ端駅001発行、苫小牧から札幌までのすずらんオプション特急券です。
沼ノ端駅は無人駅ですが、当時はオムロンV7券売機が設置されていました。通常1150円の特急料金に対して340円と大変おとくな価格設定が特徴です。
沼ノ端駅は一部のすずらん号が停車する駅で、札幌まで特急列車で往復する場合には所定の運賃・料金よりも苫小牧発の乗車券往復割引きっぷとすずらんオプション特急券を利用した方が安価であったことから口座が設定されていたものと思われます。
沼ノ端駅001発行、札幌から苫小牧までの自由席特急券です。
乗車券往復割引きっぷと併用を前提とした特企であったため、復路分のオプション特急券も沼ノ端駅において発売されていました。
なお、乗車券往復割引きっぷとすずらんオプション特急券ともに道南方面特急の全車指定席化に伴う発売を終了しています。





